雑草対策・防草対策って何があるの?
雑草を生えさせないためにどんな手段があるのでしょう。
目的別にご紹介します。
既に生えている草を取り除く
●草むしり・草刈り
●除草剤 など
これから生える草を防ぐ
●防草シート
●砂利
●固まる土
●地被植物 など
草を取り除くには何が効果的なの?
●草むしり、草刈り
手頃ですぐできますが、夏場などは2週間に1度くらいのペースでやらなければまた生えてきてしまい、時間と労力を要しますのであまりお勧めしません。
●除草剤
地上部分の見えている草のみ枯らすものと、根っこから枯らすものとあります。
地上部分のみ枯らすものは、根っこから枯らすと地面がぼこぼこに崩れてしまうような心配がある場合にお勧めです。
根っこから枯らすものは、一度枯らしてしまえば同じ部分から生えてこなくなります。
除草剤による薬の層を地表に作ることで、これから雑草が生えてくるのを防ぐものもあります。除草剤は使い方によって非常に効率的ですが、定期的に散布する必要があるのでそれだけコストがかかります。
草が生えないようにするには何が効果的なの?
●防草シート
遮光率の高いシートを敷く事により雑草は、思うように光合成できないので徐々に枯れ、生えなくなります。遮光率はシートにより異なりますのでよく見比べましょう。シートの形状も織込布タイプと不織布タイプとあります。
このような防草シートは初期投資が他のものよりかかりますが、その後のメンテナンスや雑草処理を考えると非常に効果的と言えます。
●砂利を敷き詰める
砂利を地面に直接敷いているとしたら、実はすごく勿体ない事をしているのです。砂利は、重いために時間をかけて地中に埋もれていってしまいます。
土が表面に少しでも出てきたら、そこから雑草が生えるようになってしまいます。
コストをかけ、重い砂利を敷き詰めてもこれでは大変残念です。
これは、砂利の下に防草シートを敷くことで、効果を上げる事が出来ます。
●地表を植物(地被植物)で覆う
シバザクラ、クラピア、ヤブコウジ、ツルマサキなど色々な種類の地被植物があります。しっかりと雑草の除去をして地被植物を植える事が大事です。
更に被覆植物が成長してきても定期的にメンテナンスしなければあっという間に他からきた雑草が生えてきてしまいます。
管理の手間と、植物を植える費用は大きくなってしまいます。